髪が明るくなりすぎたから黒染めしよー!
暗髪にしたいから黒染めしよー!
学校始まったら黒染めすればいいし、髪明るくしよー!
こんなふうに髪を暗くしたかったら黒染めすればいいや!って思ってる人いませんか??
実は黒染めってかなり厄介なんです。
だから黒染めしようと思ってる人、ちょっとこの記事を読んで一度考え直してみてください。
黒染めの何がいけないの?
黒染めは一度でしっかり色が入ります。
しっかり色が入るように!と白髪染めを使って黒染めをする場合も同じです。
この2つは次に髪を染めようと思っても普通のカラー剤ではほとんど明るくなりません。
色を入れようと思うとブリーチが必須になります。
特にミルクティーやグレージュのような綺麗な色(寒色系)をやりたい場合は1度のブリーチでは赤みが残るのでかなり難しいです。
そして黒染めで1番厄介なのはブリーチで均等に色を抜くのが難しいこと。
髪の傷み具合で黒染めの入り具合も変わり、黒染めが濃い場所、薄い場所ができるのでムラになりやすいです。
このような点からセルフで黒染めをして、またセルフでブリーチをするのは危険です。
黒染めはブリーチと同じくかなり痛みます。
髪を明るくしたい!その気持ちはすごくわかりますが、すぐに髪色を戻さないといけない学生さんなどはあまり髪を明るくしない方がいいと思います。
髪もバサバサになり、まとまらなくなりますしね。そこにアイロンまでしたら髪はボロボロです。
そして髪が明るくなる度に黒染めを繰り返すと頭皮にもダメージを受け、髪がちぎれて伸ばそうと思ってもなかなか伸びなくなりますよ😱
黒染めっていつまで残るの?
髪がかなり明るい人や、髪が傷んでいる人は黒染めをしてもすぐに茶髪に戻ってしまう可能性があります。
そのような点から勘違いされやすいのが、
茶髪に戻ったということは黒染めが無くなった!と思っている人が多いです。←ほんとに多い!
黒染めは切るまで無くなりません。(ブリーチも同じく)
髪は1ヶ月だいたい1cm位伸びますので
1年前に黒染めした場合は根元から12cm下は黒染めが残っています。
よく「黒染めしたけど1年前なので残ってないです!」と言われますが、たとえ黒染めした部分が黒くなくても痛みなどで茶色っぽくなっているだけで黒染めはしっかり残っています。
そしてその部分はブリーチが無ければ明るくなりません!
そのままカラーを乗せるとムラになったり、根元の方は明るいのに毛先の方は暗いという状態になります。(逆プリン状態)
1度でも黒染めをした場合は美容師さんに「黒染めをした時期」や「直近のカラーの履歴(ブリーチしたとか、このくらいの明るさだったとか)」をしっかり伝えましょう。
というか絶対伝えてね!!!(笑)
どうしても黒染めする場合は
もしも今後ずっと髪を明るくしない、ずっと黒髪にする!という人は黒染めをしても支障は無いので大丈夫です!
しかし今後また明るくしたり、色を入れる可能性がある人は黒染めをする前に美容師さんに相談しましょう。
その人に合わせて黒染めまでいかない濃い暗めのアッシュや濃い暗めのブルーなどで髪を暗く染めてくれるはずです。
もしも黒染めをしてしまった場合は必ず美容師さんにご報告を!!
髪色を保つためには
髪が明るすぎたり髪が傷みすぎている場合は髪を暗くしてもすぐに戻ってしまう可能性があります。
少しでも髪が明るくなるのを防ぐには日々のケアが重要です。
こんなことに気をつけましょう。
髪は夜に洗いましょう
髪を朝に洗ってしまうと紫外線ダメージから頭皮や髪を守るための油分が洗い流されてしまい直接紫外線ダメージを受けてしまいます。
これは髪を夜に洗うことで防ぐことができ、寝ている間に頭皮から必要な油分が出て頭皮や髪の紫外線ダメージを軽減してくれます。
朝シャン派の方もみえるかと思いますが、できるだけ夜にシャンプーするようにしましょう。
髪を濡れたままにしない
髪が濡れている時はキューティクルが開いている状態で髪同士の擦れによる摩擦ダメージを受けやすいです。
そして自然乾燥は髪がパサついたり、髪が広がってまとまりにくくなったり、寝癖が付きやすい状態になるのでしっかり髪を乾かして髪のダメージを防ぎましょう!
髪の乾かし方についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧下さい!
髪を乾かす前には洗い流さないトリートメントを
髪が傷んでいる毛先は特に熱ダメージが蓄積しないように洗い流さないトリートメントで保護をしてから髪を乾かしましょう。
髪が太めの方にオススメ✨
髪が細く絡まりやすい人にオススメ✨
アイロンやコテの使い方に注意
アイロンやコテの温度は高ければ高いほど癖が伸びたり、動きがつきやすいですがダメージも大きいです。
髪は生卵がゆで卵になる過程と同じように、熱が加わることで固くなってしまいます。
アイロンやコテを使う場合は160度以下の温度で扱うようにしましょう。
その際、毛束を多めに取って一気にストレートにしようとしたり、カールを付けようとすると熱が均等に伝わらず上手くスタイリングが出来ないので、細かめに毛束を分けて丁寧にアイロンやコテを通しましょう。
まとめ
今回は知らないと危険な黒染めについて紹介しました!
黒染めは皆さんが思っている以上に傷むし、次のカラーに支障が出てしまうので非常に厄介です。
そして
・黒染めまたは白髪染めをした場合、普通のカラーではほとんど明るくならないこと
・1度染めた部分は切るまで残ること
この2つを覚えておきましょう。
黒染めをした後のカラーはムラになりやすいので、必ずカラーをする前に美容師さんに今までのカラーの履歴(パーマや縮毛矯正の履歴もあれば)しっかり伝えて、自分の今の髪の状態を伝えておきましょうね!
これから黒染めを考えている人も美容師さんに一度相談することをオススメします。
もし白髪は気になるけど白髪染めを使わずに明るいカラーを楽しみたい!という方はこちらがオススメです✨
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